2012びわ湖大学駅伝応援の報告

 

 11月17日(土)、2012びわ湖大学駅伝の応援に行ってきました。今年は全日本大学駅伝出場が40年連続で途切れ、熱田神宮に応援に行けず、居ても立ってもおられなくなったからです。あの関西予選は何かの間違いだった、産大陸上部男子長距離チームの力はあんなものではない、「関西の雄」は産大なのだという事実を確かめたかったからです。

 びわ湖大学駅伝は今年も雨でしたが、ゴール地点の膳所城跡公園には同窓会滋賀県支部の荒川泰宏顧問が待ち受けておられ、選手の家族の方、大学関係者、全学応援団長、吹奏楽部の皆さん、応援仲間が続々と駆けつけました。琵琶湖のすぐそば、ゴールの手前にわが産大応援団と関西学院応援団が対峙する格好で応援合戦を繰り広げました。産大は応援団長(福本大くん)と吹奏楽部(瀬田美月部長)が雨ものかは、延々と応援歌、第2応援歌、学生歌などを演奏し、選手たちを鼓舞し続けました。対する関学は昔ながらの応援団とチアリーダーで野性的な応援でした。どちらが産大で、どちらが関学なのか、私のイメージが逆転してしまいました。

 そんな応援合戦の中を、白地に赤文字の「京都産大」のアンカー・頼岡直也くん(山口・豊北C)がゴールを目指して入ってきました。私の目には最後の力を振り絞っての力走のように見えました。木陰から頼岡くんがテープを切る姿を見届けると思わず万歳。びわ湖駅伝初の3連覇達成の瞬間です。しかし、10秒後に立命館の選手が目に入った時は、えっこんなに詰められていたのだと驚き、立命館の執念を見ました。

聞けば、頼岡くんは初のびわ湖駅伝出場だという。それが見事3連覇のアンカーとしての責任を果たしてくれました。伊東先生も彼の努力を見ていて起用したはずです。そんな期待に見事に応えた頼岡くん、あっぱれです。私は泣けました。失礼ながら、高校時代は有名でもない選手が努力を重ね、最後に大役を担い、ゴールを切る――産大にふさわしい光景です。あるラグビー部OB選手のお父さんの言葉が忘れられません。「産大のええところは、たたき上げや。(産大出身ではないが)そやから応援するんや」と。無名選手が努力して伝統校の有名選手に堂々と立ち向かう――これはそのまま産大という大学が歩んできた道です。そんなところに共感を覚え、また関西伝統の判官贔屓が重なって、産大には意外とファンが多いのです。

雨の中、休む暇なく「力奏」を続けた吹奏楽部も立派でした。最後の選手が入ってくるまで演奏を続け、大学に関係なく「頑張れー」と声援を飛ばし続けました。これは父母、大学関係者、吹奏楽部、われわれ応援団みんな同じでした。わが「オール産大」もやるもんだと、誇らしく思った次第です。関学の応援団たちもエールを切ってくれ、われわれも応援団長、吹奏楽部のみなさんと直立不動で受けました。さすが伝統校の関学です。こうしたいい点は見習いたいもんです。学生スポーツの良さをあらためて感じた次第です。

あとは有志で祝勝会。産大一熱い兵庫の赤紺帽子さん、大阪の岩倉木野さん、富山生まれで高知へ単身赴任中の単身赴任さん、無理矢理引き込んだ応援団長、吹奏楽部長、帰りにたまたま店の前を通りかかった吹奏の3人(うち1人は来年の応援団長)らとの賑やかな祝杯は最高でした。私たちOBにとっても自分の子どもよりも若い世代との交流は貴重な経験であり、逆に学生たちもそんな経験はなかなかできないと思うので、お互いがいい経験だったと信じています。瀬田吹奏楽部長はいかにも滋賀県らしいお名前だったので、滋賀の出身かと聞くと、「残念、西陣です」と言っておりました。昨年の今江応援団長といい、長田吹奏楽部長といい、学生たちは本当に爽やかで頑張っております。今回も大きな勇気をもらいました。最後に店主に断って、団長ら全員で学歌斉唱したことは言うまでもありません。                               以 上



雨を吹き飛ばす勢いの演奏 愛知県支部3000人の想いが籠った支部幟旗
勇ましい福本応援団長 
優勝を勝ち取った選手に声援を送る


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