平成24年度関西大学ラグビー摂南大戦の応援

 

 11月25日(日)、大阪・長居のキンチョウスタジアムで12時キックオフの関西大学ラグビーAリーグ「京都産業大×摂南大」の応援に行ってきました。試合はご承知の通り、41―26で産大が勝利を収めました。これで産大は今季2勝5敗となり、12月1日(土)の最終戦で同志社が天理に勝っても負けても7位が確定しました。天然芝のグラウンドには赤紺のジャージーがよく映え、わずか1本だけでしたが、同窓会愛知県支部幟旗を長居に立てて翻らせ、振り回してきました。

試合に勝ったことよりも、いろいろ実りある「遠征」でした。昨年の入れ替え戦で富田さん、廣永さんと宝ヶ池に立てた支部幟旗に対して、愛知県支部宛にお礼状と皇居奉仕記念ボールペンを下さったラグビー部会計・新田侑幹くん(川西緑台C)に初めて会い、挨拶できたのが何よりの喜びです。彼は所功先生最後のゼミ生で、所先生は挨拶や礼など人間としてしっかりできる点を誉めておられました。最近は挨拶さえもまともにできない社会人が多い時代ですから。岐阜県支部総会の最後に、所先生が急に立ち上がって「やるべきことをちゃんとやれる人間になってもらいたい。それができないと社会では通用しない。だからみなさんが教えてあげて下さい」と力説されました。それは会場で私が新田くんのエピソードを伝えたすぐ後のことです。

私は、所先生が誉めておられたことを新田くんに伝えましたが、彼はただはにかむだけでした。この日も、ブースで入場券やパンフ、応援旗を売るなど、チームを下支えする地味な働きを続けておりました。レギュラーの座こそ勝ち取れなかったものの、決して腐らず、主務や会計など4年間もチームの一員として努力を続け、最後まで頑張り続けた新田くんのような人間が私は好きです。このような人がいなければ、チームも会社も社会も成り立たないからです。彼の4年間の努力は決して無駄ではなく、これから社会に出てきっと役に立つと思います。彼の将来に光りあれと祈っております。

また、愛知県が誇るPR・二木祐作くん(春日丘→産大2012年卒)とお父さんにも会って、少しだけ話ができたのも喜びでした。二木くんは最近、トップリーグのサニックス(福岡)への就職が決まったばかりだそうで、あちこちから祝福の声を掛けてもらい、終始ニコニコしておりました。「トップリーグでも頑張って下さいよ」と声を掛けておきました。お父さんは「愛知から来てくれたの、熱心やね」と言ってくれました。おまけに、大西先生も「いつも名古屋からありがとう」と頭まで下げて下さいました。ありがたいことです。大西先生は来る者を拒まない、そんな方なのです。

 当日は絵に描いたような小春日和、絶好の観戦日となりました。長居はメーンでアメフトの決勝戦・関学×立命館、別会場では学生サッカーの最終戦とあって、続々と観客が長居公園に集まり、いやが上にも応援気分が盛り上がりました。ラグビー会場の産大ブース前には立命館のチアリーダー部が50人くらい集まり、3時間も前から念入りに練習を続けておりました。他校とはいえ、すごいなあと思った次第です。この姿を学生や関係者、応援者が見れば、単なるチームの代表ではなく、大学の看板を背負った戦いだと認識し、手抜きプレーは許されないし、ヘタな応援はできません。学生は、単なるチームの代表ではなく、大学の看板を背負って戦うべきことを知らなければならないでしょう。

 前置きが長くなりましたが、産大×摂南戦はスコアの上では快勝です。前半いきなり攻め込んだ産大でしたが、相手ゴール前のラインアウトでミスするなど、大丈夫かいなと思わせる出だしでした。しかし、前半12分にFB・山下楽平くん(常翔啓光B)がペナルティー・ゴール(PG)を決めて落ち着いたのか、その後FL・芦塚大和くん(東海大仰星B)がトライを奪い、一度もリードを許すことなく勝ちました。産大の切り札・山下くんはこの日もトライを決めてくれました。

全般的な印象では、スクラムが押せていない、ラインアウトのミスが多い、半面、粘り強いディフェンスが目立ちました。相手の外国人2人(4人いる)を全員でよく止めていました。バックスはなかなかレベルが高く、SH・田中大治郎くん(天理C、神鋼入り決定)とSO・三原亮太くん(常翔啓光B)のハーフ団の球出しの速さ、連携が素晴らしく、両CTB、両WTBの動きも俊敏で、相手のマークが厳しかった山下くんも鋭いステップとランで相手守備陣を何度も切り裂きました。さすがです。関西のFBではナンバーワンではないでしょうか。

前後半のロスタイムにそれぞれ1トライを許したのが残念でした。それさえなければ快勝だったでしょう。相手FWの猛攻をゴール前でよく耐えておりましたが、最後に力で押し切られたという感じでした。

試合前にすでに、産大の入れ替え戦行きが確定していたため、勝っても入れ替え戦かと沈んだ気持ちでしたが、入れ替え戦は7位がB2位、8位がB1位との対戦となるため、勝つと負けるのでは大違いです。当日の試合でA7、8位とB1、2位の順位が確定したため、わが産大は12月8日(日)の入れ替え戦で同じ京都の花園大(B2)と対戦することになりました。

 余談になりますが、2007年12月の花園・明治戦以来の5年ぶりの学友との再会もありました。あの広いスタンド、しかもバックスタンドでよく私の姿を見つけたものだと感心します。いつものGジャンと幟旗で分かったのでしょうか。「ラグビー観戦もたまにはいいなあ」と言っていたので、選手のプレーぶり、応援の熱さに何かを感じたものと思います。彼との「再会」が産大を「最下位」から引き上げてくれたのでしょう。

以 上



京産大ブース前で 左は会計新田君 選手の挨拶と幟旗
学歌斉唱 山下くん トライへ疾走
田中くん 俊敏なステップ


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